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ジム・ロジャーズ



 ジム・ロジャーズ(日本では良くロジャー“ス”と間違えられる)はジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを立ち上げ、わずか10年で4200%という驚異的なリターンをあげた大投資家としての顔と、ギネス記録になるような世界一周の旅を2回果たすという冒険家としての顔を持つ人物です。
 投資家としての知識と冒険家としての体験をもとにした彼の国際社会・経済の分析の鋭さから、個人投資家となった現在でも彼の発言は注目を集めている。


 ジム・ロジャーズ(Jim Rogers) −略歴−

1942年 : アメリカ合衆国メリーランド州生まれ。
1970年 : ジョージ・ソロスと共同で国際投資会社を設立。 (73年、クォンタム・ファンドに改名)
1970年〜80年の10年にクォンタム・ファンドで4200%という驚異的なリターンを実現。
1980年 : わずか37歳でファンドマネージャを引退。
1990年 : バイクで世界1周の旅に出る。
1998年 : ロジャーズ国際商品指数TMを開発。
1999年 : 改造ベンツで2回目の世界1周の旅に出る。
116ヶ国、15万2,000マイルの旅はギネス記録となっている。
2007年 :ニューヨークの自宅を売却して、シンガポールへ移住

現在 、シンガポールに在住。世界中で講演などをこなしながら個人投資家としても活躍している。


 ジム・ロジャーズ名言語録

・共産主義であろうが、高貴であろうが、有史以来の最大の帝国であろうが、需要と供給の原理が国家の決定によって覆されることなどありはしない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P128)

・世界は変わり続ける。これを疑う者がいれば、頭が悪いとしか思えない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P192)

・繁盛する事業なしにどうして一国が繁栄できようか。富の増大のためにあえて資本や時間、エネルギーを投入しリスクをとるだけのガッツを持った起業家の存在なくして成功した事業がかつてあっただろうか。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P246)

・年収7万5千ドルが保証されている役人が、自らの資本・名声・チャンスを賭している企業家よりも経済的により有効な判断を下せるとは思えない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行P298)

・指導者が狂人のような行動をとるはずないなどと、絶対に信じていはいけない。(冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見P336)

・リュウ、人生は短い、遠くまで行って世界を見よう(ジム・ロジャーズが村上龍に送ったサインに書いてあった言葉)

・米国の不動産はソフトランディングすると言う人がいる。しかし、これまでバブル崩壊後にソフトランディングで済んだことがあっただろうか?
(フュチャーズ・ジャパン2004年11月号より)

 ジム・ロジャーズの著書

 こちらを参照


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